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JPEG 形式のデータの特徴として、データサイズが小さくなる…と言う事が挙げられるかと思います。
しかし反面、JEPG 形式は他のファイル形式と比較して画質の面で劣ると言われる事も事実です。
JPEG 形式の特徴として圧縮率を変化させる事でデータサイズを小さくして保存できます。
すなわち同一サイズのメディアで比較した場合、圧縮率を高くすることでデータサイズを
小さくする事が出来るため、たくさんの画像データを保存する事が出来ます。
パソコンのディスプレー上や小さなサイズのプリントだと圧縮率を高くして
たくさんの画像データが保存できるようにしておいた方が良いように思われますが、
JPEG 形式のデータ圧縮は『不可逆圧縮』と呼ばれるもので、完全な形で元の状態に戻す事が出来ません。
それ故、高い画質を求める場合には、低圧縮率で保存しなければなりません。
もちろんデータサイズが大きくなるので、メディアに保存できる枚数は減ります。
下の表には同一の Tiff データから変換した JPEG 画像が並んでいます。
それぞれ圧縮率を変えて、実際にどのくらい画質に影響があるのかを実験してみました。
表内はピクセル等倍の部分画像です。クリックするとオリジナルの画像が別ウインドウで開きます。
参考データ:元画像は RAW から現像した Tiff (8bit/ch) データ。23.47MB
少なくとも一般用途に限定すれば、中程度の圧縮率以上を選んでおけば、概ね良好なデータとして保存できるのではないかと思われます。
ただし、我々のように商業印刷の原稿データとして扱う場合には、セーフティマージンと言う意味合いを含めて
最高(低圧縮率)を用いるのが良いのではないかと思われます。
またカメラ内部で生成される JPEG データも問題なく使えると言う印象を受けました。
※ここでの検証結果ならびにコメントに関しては、あくまでも私見を述べております。
よって全ての状況に対応できるわけではありませんのでご了承ください。
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